世の中にある家具で子供の机ほど醜悪なものはない――
なーんて、いきなり全国の家具屋さんを敵にまわすような発言をしてしまいましたが、だって、本当にそう思うのですもの。

毎年、春になると家具のチラシに溢れる子供机を見るたびに
「どーしてわざわざ勉強できない机を(高い値段で)売るのだろう?」「どーして世の中の親は疑うことなく、そんなだめな机を購入してしまうのだろう?」と不思議に思います。
家具屋さんは子供机に座ったことがあるのでしょうか? 座れば分かると思いますが、本当に落ち着きません。
まず机の前にある本棚――あれがよくありません。目の前にものがあると人間は集中できなくなります。机の上に置いていいのは電気スタンドと鉛筆削りと時計――せいぜいそんなものです。
第一、小学校まではよくても、中学生以上になると子供っぽ過ぎて使えなくなること必須です。
じゃあどんな机がいいのかというと、木製のものでどっしりとした重厚な作りの書斎机ですね。西洋の貴族は机を代々子供に受け継がせて使わせていたというくらいですから、子供といえど上質なもので、しかも大人になっても使えるようなものがいいのです。
というわけで息子の机は画像にもあるような机を使わせております。子供机は買いませんでした。本当は上質な大人の書斎机を買い与えるつもりだったのですが、スペースの問題で叶わず、例のアスクルの事務机になってしまいました。これはこれで使わせて、いつか息子が独立する時にでも、改めて上質な書斎机を買ってやろうかと考えています。
おかげさまで息子はよく勉強をします。考えてみると「勉強しなさい!」などと怒ったことは一度もないかもしれません。学校から帰ってくると、すっと机に座り、勝手に宿題やら自由勉強やらをやっております。
どーも子供が勉強しない、とお悩みの全国のお母さん。
一度、机のあり方を考えてみてはいかがでしょう。ひょっとしたら「子供が勉強できない勉強机」なのかもしれませんよ。